こんにちは名古屋市中川区の佐藤歯科医院です。
この日は前日の土曜日に名古屋市中区栄で行われた『指定都市学校保健協議会前日歯科保健協議会』を名古屋市学校歯科医会が主催のため、土曜日の午後を休診して行ってまいりました。
この会議は大阪、神戸や札幌など全国の都市にある学校歯科医会の先生方が一同に介して行われるイベントで、互いの学校歯科への取り組みを意見交換しあう会議です。17日の今日行われた『指定都市学校保健協議会』の歯科医のみで行われるものです。
この中で我が名古屋市学校歯科医会が推し進めているのが、学校検診での不正咬合の考え方の刷新です。今まで30年程長いこと用いられてきた基準を新しく見直すことを提唱しています。
30年前とは違い、今では審美的な要求とは別に歯列不正による咬合異常(かみ合わせの異常)の問題や、歯が重なったり歯列から飛び出して生えている歯の清掃が困難なことから、むし歯や歯周病のトラブルが発生しやすい問題が注目されています。
日本では国民皆保険の恩恵を受けて、大概の疾病は高額な治療費の負担がかからないような仕組みになっています。しかし、なぜか歯列矯正だけがこの枠組みから外れているせいで特別な治療というイメージが定着してしまっています。簡単に言うと、審美的な見た目の改善だけが歯列矯正の目的のため、わざわざ見た目の改善に高額な治療費をかけるのは贅沢なことという・・・。
確かに高額で時間もかかる歯列矯正ですが、正常歯列ならば治療できることが歯列不正があるために不可能になる症例が多々発生することを考えると、適正な歯並びにしてずっと美味しくご飯を食べて、大きく口を開けて笑って過ごせる人生は、平均寿命が男女とも80才を超える長い人生を考えると非常に有意義ではないでしょうか?
当医院では歯列矯正専門医院と綿密な連携をとって治療をすすめることが可能なため、歯並びのご相談にも積極的に取り組んでいます。それでも歯を保存できない場合は、第3の歯(乳歯、永久歯に継ぐ)と言われている歯科用インプラントも必要かも知れません。
追伸、『指定都市学校保健協議会前日歯科保健協議会』を早退させて頂き、本日はインプラント手術に必要な口腔外科手技を学ぶために、東京医科歯科大学へ研修会に行ってきました!
患者さんのみなさまに安全に治療を受けて頂けるように、今後も知識・技術の研鑽を続けていこうと木を引き締めた週末でした。
審美、歯並び、インプラントのご相談は名古屋市中川区の佐藤歯科医院
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