今日木曜日は医院の休診日ですが、中川区の保健所で行われる《むし歯予防教室》に行ってきました。
これは保健所が定期的に行っている行事で、1歳から3歳の子供たちのむし歯検診とフッ素塗布やハミガキ指導を行うものです。
当番が定期的に回ってくるために本日出勤してきましたが、いつも保健所の衛生士さんに「今日は予約がたくさん入ってますよ!」と言われます。偶然とはいえ毎回盛況でなによりです。
さすがにまだ小さいお子さんばかりなので、むし歯自体はほとんどないのですが、ハミガキが上手に出来ているかは別の話ですね、やっぱり。
せっかく苦労してお子さんのハミガキをしているのに、むし歯ができてしまってはハミガキが無駄な時間に感じてしまう保護者のかたもいるのではないでしょうか?
汚れ(プラーク=細菌のかたまり)が長時間(期間)歯のまわりについたままだと、今はむし歯菌に歯が溶かされていないだけで、いずれ歯に穴があいてしまうし、ハグキも腫れてしまいます。
小さいお子さんは自分でお口の中を管理することができないため、保護者のかたが仕上げ磨きをキレイにしてあげることが何よりも大切です。
しかし、間違ったやり方でハミガキをしていると思うようにプラークがとれません。とくによくあるのが、歯ブラシの毛先が新品と比べて外に曲がってはねてしまっていることです。これではどれだけ長い時間ハミガキをしても汚れを取り去ることはできません。
小さいお子さんは歯ブラシをすぐに噛んでしまうため、歯ブラシの消耗が激しくつい傷んだ歯ブラシを使い続けてしまう傾向があります。これの防止には、歯ブラシを2本使ってみてください。傷んだ使い古しの歯ブラシを磨く側と反対側に挿入して、そちらは噛ませてもいいポジションに挿入したまま、その隙間から新しい歯ブラシで素早く磨くと歯ブラシの節約になります。
噛ませる歯ブラシはどれだけブラシが曲がってもいいわけですからね。
上手に磨いて、お子さんが衛生的な生活ができるように頑張りましょう


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