こんにちは、名古屋市中川区の佐藤歯科医院です。
前回に引き続き、歯周病についてのお話です。
統計によると35歳以上の年齢の方の80%以上が歯周病になっているというデータがあります。
といっても、お口の中すべての歯のまわりが重症になっている訳ではありません。上下左右28本ある歯の中で、
少なからずどこかに歯周病になってしまった部分を持っているという意味です。
しかし、歯周病というものはある日突然に発症する訳ではありません。実はもっと若い頃から、お口の中に残っているプラークに歯周病菌が増殖して、ジワジワとゆっくりと進んでいるのです。
この間は、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れる症状が出ているものなのですが、歯ぐきをじっくりと見る習慣が無い一般の方々には、それが正常な歯ぐきなのか腫れている歯ぐきなのかが区別できないのです。
そうして何年もの歳月が流れる間に、歯ぐきから血が出る自覚症状が出てきた時には、歯ぐきの中の歯を支える歯槽骨が溶けはじめて歯周炎と診断されることになります。
むし歯と違って痛みをともなわずに進んでいくことが、みなさんが気がつかない一番の要因ですが、痛みを感じたり歯ぐきが大きく腫れたりした時にはかなり歯周病が進行していることが多いのです。
佐藤歯科医院では、ハミガキの指導をさせていただきながら正常な歯ぐきの状態と、炎症を起こして腫れている歯ぐきの状態を患者さん自身に確認していただき、自分でお口の中の状態を管理できるようにサポートをしてまいります。
それにプラスしてPMTCという歯科医院でできる専門の歯面清掃を行なうことで、プラークがつきにくい環境を整えていくこともオススメしています。歯についた着色もきれいになって審美的にもみなさん喜ばれていますよ。
予防歯科なら名古屋市中川区の佐藤歯科医院
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