今日は祝日ですが、歯科医師会の仕事で記念講演会に行ってきました。
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新しくなった愛知県歯科医師会館で行なわれたのですが、新会館のホールも最新の機器が充実して素敵な会場でした。
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講師は兵庫県立大学大学院教授の佐藤哲也先生で、演題は
「モノ」から「ヒト」へのパラダイム転換
というものでした。
演題からは漠然として内容がイメージし辛いかもしれませんが、
モノが大量にあふれる時代に、それを制御するヒトにフォーカスして社会の仕組みを構築していく必要があるという内容で、そのためにはシミュレーションを行なって物事を根本からきちんと考えていく、ボトムアップ方式が大切となるということでした。
われわれ歯科医療でも、現在はトップダウンでの治療計画が大切だと言われています。すなわち目指すゴールを明確にして、それにむかって計画をたてて実践するということです。
しかし、一般社会においてもそのゴールのために、過程が軽んじられているのでは???ということでしょうか。
歯科診療においても、結果だけではなく患者さんの希望や気持ちを汲み取り、歯周病やむし歯の治療、審美の改善や予防などの満足度を高めた診療を提供していくことが大切ではないかと再確認できる講演内容でした。
一見歯科医療とは無関係に感じるものでしたが、普段とは違った見方で考えさせられた講演で、勉強になった1日でした。
審美治療、予防歯科なら名古屋市中川区の佐藤歯科医院