医院ブログ

2013.04.25更新

 こんにちは、名古屋市中川区の佐藤歯科医院です。
前回に引き続き、歯周病についてのお話です。

 統計によると35歳以上の年齢の方の80%以上が歯周病になっているというデータがあります。
といっても、お口の中すべての歯のまわりが重症になっている訳ではありません。上下左右28本ある歯の中で、
少なからずどこかに歯周病になってしまった部分を持っているという意味です。

しかし、歯周病というものはある日突然に発症する訳ではありません。実はもっと若い頃から、お口の中に残っているプラークに歯周病菌が増殖して、ジワジワとゆっくりと進んでいるのです。
この間は、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れる症状が出ているものなのですが、歯ぐきをじっくりと見る習慣が無い一般の方々には、それが正常な歯ぐきなのか腫れている歯ぐきなのかが区別できないのです。

そうして何年もの歳月が流れる間に、歯ぐきから血が出る自覚症状が出てきた時には、歯ぐきの中の歯を支える歯槽骨が溶けはじめて歯周炎と診断されることになります。

むし歯と違って痛みをともなわずに進んでいくことが、みなさんが気がつかない一番の要因ですが、痛みを感じたり歯ぐきが大きく腫れたりした時にはかなり歯周病が進行していることが多いのです。

 佐藤歯科医院では、ハミガキの指導をさせていただきながら正常な歯ぐきの状態と、炎症を起こして腫れている歯ぐきの状態を患者さん自身に確認していただき、自分でお口の中の状態を管理できるようにサポートをしてまいります。

それにプラスしてPMTCという歯科医院でできる専門の歯面清掃を行なうことで、プラークがつきにくい環境を整えていくこともオススメしています。歯についた着色もきれいになって審美的にもみなさん喜ばれていますよ。



予防歯科なら名古屋市中川区の佐藤歯科医院

投稿者: 佐藤歯科医院

2013.04.09更新

 こんばんは、名古屋市中川区の佐藤歯科医院です。

今回は、コワーい歯周病の話をいたします。まず、歯周病とは何かみなさんご存知でしょうか?

よく耳にするのは、歯ぐきが○×●◎などと言う内容で、口の中を鏡でのぞいて見える範囲の問題と理解されてはいないでしょうか。これは間違ってはいませんが、すべてではありません。
歯周病で一番コワいのは、歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)で増殖し活動している歯周病菌が、歯の根にそって歯ぐきの中に入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していくことなのです。
つまり、簡単に言うと、歯を支えている歯槽骨という顎のホネの一部が溶けてなくなってしまう病気なのです。

骨折と違って、溶けたホネは元通りには戻りません。そのために毎日のご家庭でのハミガキできれいに歯垢(プラーク)を取り除くことが大切になってきます。

佐藤歯科医院ではこのようなハミガキでの予防をお手伝いいたします。

また続きを書きますね・・・。


予防歯科なら名古屋市中川区の佐藤歯科医院

投稿者: 佐藤歯科医院

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