こんにちは。名古屋市中川区の佐藤歯科医院です。
歯周病のお話を何回かしてきましたが、では日頃どのように対処すべきなのでしょうか?
一番大切なのは、やはり毎日のハミガキ(ブラッシング)です。歯周病は(むし歯も)細菌による感染症ですから、細菌が繁殖しない環境にすることが大切です。そのため、食べたらハミガキで丁寧にプラーク(歯垢)を取り除くことが大切なのです。
今時ハミガキをまったくやらない人はあまりいらっしゃらないと思います。みなさんそれぞれにハミガキはしていることでしょう。ただし、《磨いている》と《磨けている》とは違います。そのために正しい磨き方の指導と、磨けているかのチェックに歯科を受診する必要性があると思います。
二つ目は、定期検診です。なんだ結局歯医者に来ることの勧誘かよと思われるかもしれません。
しかしよく考えてみてください。みなさんは何でも100%やりきることができるでしょうか?お部屋の掃除でも、すべてのホコリを取り除くことができる人はいないと思います。仮にできたとしても、ホコリは次々と降り注がれるため一瞬のことに過ぎません。
お口の中も同じで、三食のご飯や飲み物。人によっては間食するなど、汚れがつく機会が非常に多いのです。
そのため、大部分の汚れが取り除けたとしても、それぞれの癖や歯並びの乱れなどで決まった場所に汚れがずっと残されていることが多いのが現実です。
また、プラークは放っておくと石のように固くなり、歯石として歯のまわりや歯と歯ぐきの境目の歯肉溝と呼ばれるスキ間にこびり付いてしまいます。こうなってしまうと、歯ブラシでいくらこすっても取れません。
歯科医院で機械的に除去しないと取り除けないのです。そのため、少なくとも半年に一回。できれば三ヶ月から四ヶ月に一回くらいのペースで歯石除去と、お口の中のチェックをすることが重要になってきます。一年ほかっておくと、よほどハミガキが上手でないと、かなりの量の歯石が沈着することでしょう。
そして、患者さんによっては嫌がる方もいらっしゃるかもしれませんが、来院ごとに口うるさく聞こえるかもしれない
《ハミガキのやり方の指導》を聞いていただくことで、忘れてしまったり、怠けていたお口の中のことを思い出していただくのも我々の重要な役割だと考えています。それが予防に大変重要です。
歯ぐきからの出血、歯ぐきの腫れ、口臭、痛みなどの自覚症状が出てくるようになると、歯周病が進んできている可能性が高いため、少しでも自覚症状を感じたら積極的に診察を受けることをオススメします。
そして、もともと持っていらっしゃる、自然な審美性を長く維持していきましょう!
いろいろな質問にもきちんとお答えしますよ!!
予防歯科なら名古屋市中川区の佐藤歯科医院
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